ECR33タイプM★RB26スワップ

ACT5.

 

みなさんお待たせしました。

いよいよ“ACT5”です。

 

4万人RB26ファンのみなさま。

22万人Rismyファンのみなさま。

期待してるんでしょ?

 

わかってますよ!

 

このRB26スワップ日記をUPし始めてからものすごい数のメールを頂いております。

やはりみなさん、そーとーRB26スワップに興味あるんですね!

 

でもそんなに興味あるなら、ストレートにRB26スワップについて聞いてくださいよ。

「スワップしませんか?私たちはとあるスワップサークルです。」みたいなのが何十通も。

スワップサークルなんてあるんかいな!?

そういえば、CARBOYでも巻頭はスワップ特集だったけど。

 

サークルだなんて・・・ひとりでRismyに来るのがこわいんでしょうか?

といったわけで素直なメールお待ちしてますよ。

 

気を取り直して作業です。

 

純正のリサキュレーションバルブは取り払ってしまいます。

なんで取り払ってしまうのか?

特に意味が無いからです。

あって良いのは、吹き返しによるストールの防止くらい。

あ、重要か?(笑)

超複雑な配管の取り回しで、はっきりいって車載状態ではわけわかんないですし、

たとえばエア吸いトラブルなどが起きた時に、この戻し配管あたりに原因があると

見つけるのに一苦労なんです。

部品点数が少なければ、それだけトラブルの可能性も減ります。

トラブルがあったとしても、チェック箇所が少なくて済むので発見が早くなります。

 

配管は付けなければ良いのですが、そのために行き場を失ってしまった穴たちは塞がなくてはいけません。

40φが2箇所と50φが1箇所の配管メクラが必要になります。

カラーを作って、ゴムホースを塞いだり、アルミ配管にはカラーを溶接したりして対応します。

こんな感じ。

 

これは後ろ側のインテークサクションです。

ここにはブーストはかからないので、バンドで締めればOK。抜け止めは要りません。

あははは、配管のメクラごときにジュラルミン削り出しのゴールドアルマイト!?

まぁまぁ・・・(笑)

 

前側のタービンインテークは、アルミの配管に戻し穴があります。

40φもあってメクラ蓋は探してもちょっと見当たりません。

ここは溶接で塞ぎます。

 

ここまでやっておけば安心です。

これが↑取り付けたところ。エアの吸いよう(漏れよう)がありません。

 

そうそう、オイルパンも溶接で塞ぎます。

裏から表から、きっちり完璧に溶接。

 

几帳面なほどに洗浄したバッフルプレートを取り付けて、ブロックに取り付けます。取り付け面は神経質なくらいに脱脂。

 

なかなか良い感じ。

ブロックへの取り付けは、液体ガスケットでシールします。

ガスケットの量は、多すぎても仕方ないし、少ないとオイルが漏れてしまいます。

締め付けていったときに、全周にちょっとだけ液体ガスケットがはみ出るくらいが良いです。

液体ガスケットでの取り付けなので、ちゃっちゃと作業しなければいけなかったので、途中の画像はナシです。

さて、どんなもんでしょ?

良いんじゃな〜い?

 

これでFR用RB26エンジンが出来上がりました。

ちなみにフロントストラットの車種(シルビアやローレル)に搭載するときは、

排気側、タービン回りの水とオイルの配管をオリジナルで作り直したりする、もう少し難易度の高い作業が必要になります。

 

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